まさにイノシシの息づかい聞こえる、命の授業でした。
誰だってこんな動物の命を奪いたくありません。私たちは猟師でもなく単なる農家です。
ただ、そのまま誰かがやってくれるだろうで見ていても被害は増えるばかり。
先ほどの負の連鎖はますます深刻化するのが目に見えています。
昨日も国道でイノシシとの衝突による死亡事故のニュースが流れてきました。
獣害対策は農業だけではなく、住民の安全を脅かす問題になっています。
諦めるのは簡単です。後継者がいない田舎では数年で
イノシシの王国となるのは違いありません。
ただそうなったときに、私たちは中山間地域ではぐくまれる旬の野菜や果物、
そして、のどかな暮らし、美しい景観を諦めなくてはなりません。