"地域と畑は自分たちで守る"
くまもと☆農家ハンター
いつも応援いただきありがとうございます! 
(有)宮川洋蘭 & 農家ハンター 宮川将人です。

宮川君はいつも「最近調子はど、、」ってこっちが聞き終える前に
「ハイ、絶好調ですっていうよね」って言われます。

それはそうです。好調かどうかは自分が決める事。たとえカラ元気でも元気は大切です。だって、人は元気な人や笑顔の人に引き寄せられるし、類友を信じています。
 

だから 思い込みは大切で ⇒ その信じ込む力が、夢の実現には大切だと思っています。
 そんな私は小学校6年生の時にこんな夢を掲げていました。

「子どもに喜ばれるような仕事をしたいと思っています」

子供ながら、子供に喜ばれる・・・ 我ながら面白いですね。笑

しかし正直言うと、25歳で同級生に卒業文集を見せられるまでは記憶にありませんでした。

そんな自分の夢を叶えるチャンスをいただきました。
それが地元の小学三年生への出前授業です。

学校からの依頼でイノシシ
さんの授業をすることになったので
 「花屋の方じゃないんかーい」と私も思いましたし、花業界を通じて知り合った私の友人たちにもそう言われそうです。笑
ただ彼らは2年生の時に、農園に見学に来てくれていたので今回は二回目でした。花の話をしたりイノシシの事を話したり、どんな大人に映ったのでしょうね??
とりわけ興味深かったのは、昨年末のダムに落ちたイノシシのニュースを見せた後、
「人間がみんなで助けてあげて、山に逃がしてあげてよかった」
と素直に感想を話す子供たちに、

ちょっと意地悪ですが次はこの動画を見せました。
昨年10月ダムのイノシシニュースと全く同じ時期の出来事でした。
ここは彼らが通う小学校であり、そこから数十メートルの距離で、こんな大きなイノシシさんがいたことに驚きを隠せませんでした。
 
ここでさらに意地悪な質問をしました。
「この学校で捕まえたイノシシさんも逃がしてあげてよかよね?」
 
ちょっと静かになったあと
「みやがわ先生、運動場で走ってるときに来るかもしれないので怖いです。逃がさないでください」
 
はじめて、ヒトゴトをジブンゴトとして感じてくれた瞬間でした。
 

長い授業の間、みんな目をキラキラさせて話を聞きながらクイズに答えたり、授業が終わった後も20個くらい質問が飛んできました。驚

授業後は3年生にとって初めて入る家庭科室でイノシシのジビエ肉を自分で焼いて食べてもらいました。
美味しかっただけではなく、いろんなものが繋がって、忘れられないジビエになったのなら嬉しいなと思います。
子供に喜ばれる仕事が出来た一日でした。

 

自分がこれまで与えてもらってきた分、これからは子供に夢を与えられるかっこいい大人になりたかばい!そう思った出前授業でした。

 

 
その後、NHKニュースでも特集していただきました。
自分たち向けの記録映像のため手振れしている点お許しください。
 
ニュースの冒頭に出てくるの大きなイノシシさんは取材当日に耕作放棄地で捕獲しました。
 
 
「地域と畑を守る」活動をしている中で、わたしたち人間都合で彼らの命を絶たなければなりません。
 
今は、この地域を守るためみんなで協力し年間1000頭にもなる捕まえたイノシシさん。わたしたち人間都合ですが彼らの命を絶たなければなりません。さらに今は重機で掘った大きな穴に埋めなければなりません。精神的に一番きつい作業です。
 
じゃ、食べればいいじゃない、そう思われると思います。

しかし商品として販売するためには、ちゃんと衛生許可のあるジビエ用の施設で処理したものでないと販売することはできません。
私たちが農家ハンターSHOPで販売しているお肉は、この処理を委託して商品にしているものです。 
 
そこで年末から一生懸命考え議論した結果、イノシシさん用のジビエ処理場を自分たちで建てることにしたのです。
ただ農業の事はやってきていても食品衛生の事から施設を建てる事まで、すべてが初めてでずぶの素人です。だから職人さんから大学の先生、コンサルさんまでいろんな方にならって急ピッチで進めてきました。
 
現場のリーダーのたっちゃんと共に「イノシシ年といえど、これほど慌ただしく、勉強した2カ月はなかったね」と笑いあっています。
 
でもそのおかげでようやく設計図も完成しました。


 
3年前に始めた活動が勉強、防護、捕獲、そしてジビエ活用というループでいよいよ繋がってきます。
ジビエ加工所はこの夏のオープンを目指して、春からいよいよ着工に入ります。
もちろん自分たちのポケットマネーは活動に使って底をつきお金がないので、銀行さんへの融資のお願いもしました。

事業として成り立たせるモデルが作れないと全国に広げる事なんてできないからです。 

ただ友人らに処理場建設の話をすると、
「そんなに自分たちでしょい込むな」とか「地域課題に取り組んでるんだから私にも応援させてよ」
 
など、ありがたい声をたくさんかけてくれました。
 
たしかに総額2000万円もの施設、自分たちの費用負担が減れば最初からジビエをよりリーズナブルに提供できるようになります。
 
そこで皆さんに参加応援していただけるようなクラウドファンディングを開催できないかな?と現在、考え始めているところです。
これまでも開催してきましたが、ネットで花を売るより、ただ寄付を募るよりもクラウドファンディングは難しく企画も本当に大変です。

大切なお金まで出して応援したいと思っていただくこと、そしてその期待(投資)を上回る活動にしていかねばならないというプレッシャー。
 


しっかり考え、またお知らせいたしますね。
あっ、最後に案内させてください。
3年前の2月に「もう農業ばやめようて思うとたい・・」デコポンをイノシシに食害されて離農すると話してくれたおばちゃん。↑上記ページのニュース動画の冒頭に出演されています。
 
そのデコポン(正確には不知火)が旬を迎えています。
農家ハンターSHOPで注文絶賛受付中です、しかも破格の2700円!

農家ハンターが守り抜いた美味しいフルーツを「食べて応援」していただけるとありがたいです!


今、まさに豚コレラの拡大と共に野生のイノシシ対策の重要性が急に叫ばれるようになっています。私たちのこれまで三年間の経験やデータが生かせるチャンスかもしれません。

イノシシ年、引き続き絶好調で頑張ります!
 

乱文を最後までお読みいただきいつもありがとうございます。


ただ一方的に長文、駄文読まされるのも大変かとおもいますので(笑)
遠慮なくご意見もいただければうれしいです! ⇒ kumamotohunter(アットマーク)gmail.com

では 良い春を迎えましょう!
宮川
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